Google広告アカウント新規作成マニュアル
このマニュアルでは、ご自身のPCとKAGOYA VPS上のWindowsサーバーそれぞれで行う操作を区別しながら、初めての方にも分かりやすく手順を解説します。
📋 1. 事前準備(ご自身のPC上で行う)
1.1 決済手段の用意
目的:Google広告の支払いに使うカード情報を準備し、既存アカウントと重複しないようにします。
補足:クレジットカードとデビットカードの違い
- クレジットカード:後払い(翌月請求)で利用限度額が設定されている
- デビットカード:即座に銀行口座から引き落とし、口座残高が利用限度額
操作手順:
- ご自身のPCでオンラインバンキングやカード会社のウェブサイトにログイン
- 利用可能なクレジットカード/デビットカードを確認
- 既存のGoogle広告アカウントで使っていないカードを選択し、残高や利用限度額をチェック
1.2 SMS認証用の電話番号を確認
目的:Google広告アカウント作成時にSMSで送られる認証コードを受け取るため。
補足:SMS(ショートメッセージ)とは
- 携帯電話やスマホに送られる短いテキストメッセージのこと
- 通常「メッセージ」や「SMS」というアプリで受信できます
操作手順:
- 携帯電話(スマホ)でSMSを受信できる番号をメモ帳などに控える
- 他のサービスで同じ番号を使いまわしていないかも確認しておく
1.3 新規Gmailアドレス作成
目的:Google広告はGoogleアカウントと紐づくため、既存アカウントと切り離した新しいGmailを用意します。
操作手順:
- ご自身のPCのブラウザを開く
- アドレスバーに
accounts.google.com/signup と入力し、Enter
- 表示されたフォームに氏名、希望するメールアドレス、パスワードを入力
- SMS認証画面でステップ1.2で控えた電話番号を入力し、届いた認証コードを入力
- 指示に従ってアカウント作成を完了
🖥️ 2. KAGOYA VPS Windows Server 申し込み(ご自身のPC上で行う)
2.1 VPSとは?
補足:VPS(Virtual Private Server)を分かりやすく説明
- 簡単に言うと:インターネット上にレンタルできるパソコンのこと
- 自分のパソコンとの違い:物理的に離れた場所にあり、独立したIPアドレス(インターネット上の住所)を持つ
- なぜ使うのか:自宅のパソコンとは別の環境で作業することで、既存のアカウントと切り離すため
VPSを使うことで、Google広告用の専用環境を作ることができます。
2.2 申し込み手順
- 申込ページを開く(ご自身のPCで操作)
ブラウザで以下URLを開く:
https://www.kagoya.jp/vps/windows/
- プラン選択
「3GBプラン(日次利用可)」を選ぶと、使った分だけ料金がかかり手軽です。
- 会員登録/ログイン
既に会員ならログイン、新規なら画面の案内に従い会員登録を行います。
- 支払い情報登録
事前準備で用意したクレジットカード/デビットカード情報を入力。
- 初期情報の受取
メールまたは会員ページ上で、以下情報が届きます:
- VPSサーバーのIPアドレス(例:123.45.67.89)
- 管理者ユーザー名:「Administrator」
- 初期パスワード
🔗 3. VPSへの接続準備(ご自身のPC上で行う)
3.1 リモートデスクトップ(RDP)とは?
補足:リモートデスクトップを分かりやすく説明
- 簡単に言うと:離れた場所にあるパソコンを、自分のパソコンの画面で操作する仕組み
- イメージ:テレビ会議のように、相手のパソコン画面が自分の画面に映り、マウスやキーボードで操作できる
- 安全性:暗号化された接続なので、操作内容が外部に漏れる心配はありません
この機能を使って、KAGOYA VPSのWindowsを操作します。
3.2 接続設定
- RDPクライアントを起動(ご自身のPCで操作)
Windowsキーを押し「リモートデスクトップ接続」と入力→アプリを起動
- 接続先を登録
- 「コンピューター」にVPSのIPアドレスを入力
- 「ユーザー名」に
Administrator を入力し、接続先を保存
⚙️ 4. 初回ログイン&サーバー初期設定(VPS上で行う)
4.1 リモート接続
操作:ご自身のPCのRDPクライアントを使い、先ほど登録した接続先をダブルクリック→初期パスワードを入力。
4.2 パスワード変更
- VPSのWindows画面左下「スタート」ボタン → 歯車アイコン → 「アカウント」
- 「サインインオプション」 → 「パスワードの変更」で強力なパスワードに設定
4.3 Windows Update の実行
操作:設定 → 更新とセキュリティ → 「更新プログラムのチェック」
終了後再起動を促されたら、指示に従って再起動。
4.4 不要サービス停止
- Windowsキー + R →
services.msc と入力 → サービス管理ツールを開く
- 利用しないサービス(例:Print Spooler など)を右クリック → プロパティ → スタートアップの種類を「無効」に設定
4.5 ファイアウォール設定
操作:設定 → Windows セキュリティ → ファイアウォールとネットワーク保護
「プライベートネットワーク」「パブリックネットワーク」両方で、リモートデスクトップ以外のポートをブロック。
🌐 5. ブラウザ&Google広告環境構築(VPS上で行う)
5.1 Chromeのインストール
操作:VPS内のEdgeを起動 → アドレスバーに google.com/chrome/ を入力 → ダウンロード → インストール。
5.2 Chromeプロファイル新規作成
- Chrome右上のユーザーアイコン → 「プロフィールを追加」
- ステップ1.3で作成したGmailでログイン
- 既存ブラウザ環境と完全に分離された「作業用Chrome」ができます
5.3 クリーンなブラウザ環境の作り方
Google広告アカウント作成時は、過去の閲覧履歴やCookie(サイトの記録)が残っていない状態で作業することが重要です。以下の2つの方法から選択してください。
方法A:通常のGoogle Chromeを使う場合
こんな方におすすめ:パソコン操作に慣れていて、毎回手動でデータを削除できる方
手順:
- Google広告の作業前に、設定 → プライバシーとセキュリティ → 閲覧データの削除
- 「全期間」を選択して削除
- 作業完了後も同様にデータを削除
メリット:普段使っているブラウザをそのまま使える
デメリット:毎回手動でデータ削除が必要、削除し忘れのリスクがある
方法B:シークレットモード(推奨)
こんな方におすすめ:パソコン操作が苦手な方、確実にクリーンな環境で作業したい方
手順:
- Google Chromeで
Ctrl+Shift+N を押してシークレットウィンドウを開く
- このウィンドウでGoogle広告の作業を行う
- 作業完了後、ウィンドウを閉じるだけで自動的にすべてのデータが削除される
メリット:自動的にデータが削除される、操作が簡単
デメリット:ブックマークや保存済みパスワードが使えない
5.4 拡張機能と同期設定の確認
- 拡張機能:広告ブロッカーなど不要なものは「chrome://extensions/」でOFFに
- 同期設定:設定 → 同期とGoogleサービス → 不要な同期をOFF
🌍 6. IPアドレス確認・変更
6.1 現在のIP確認(VPS上)
補足:IPアドレスとは
- 簡単に言うと:インターネット上での住所のようなもの
- 例:123.45.67.89 のような数字の組み合わせ
- なぜ確認するのか:Google広告は接続元のIPアドレスを記録するため、異なるIPから接続していることを確認する必要があります
VPS内のChromeで「what is my ip」と検索し、表示された数字を控える。
6.2 動的IP変更(ご自身のPC上)
会員ページ → 対象サーバー → 「停止」→「起動」をクリック。再度IPを確認すると異なる値に変わります。
6.3 固定IPが必要な場合(ご自身のPC上)
会員ページの「オプション追加」→「固定IP」を申し込む(別料金)。
📢 7. 新規 Google広告アカウント作成(VPS上で行う)
7.1 Google広告サイトへアクセス
VPS内Chromeで ads.google.com を開き、画面の「今すぐ開始」をクリック。
7.2 アカウント情報入力
- メール:ステップ1.3で作成したGmail
- SMS認証:ステップ1.2で用意した電話番号
- 支払い情報:ステップ1.1で用意したカード情報
- ビジネス情報(国、タイムゾーン、通貨) を選択
7.3 2要素認証(2FA)の設定
補足:2要素認証とは
- 簡単に言うと:パスワードに加えて、もう一つの認証方法を使ってセキュリティを強化する仕組み
- 例:パスワード+スマホアプリで生成される6桁の数字
- なぜ必要なのか:アカウントの乗っ取りを防ぐため、Googleが推奨している設定です
Googleアカウント設定 → セキュリティ → 2段階認証プロセス → 「認証アプリ(Google Authenticator等)」を追加。
📝 8. 運用ルール(VPS上で行う)
重要な運用ガイドライン
- 作業は必ずVPS内のみ:他のPCやスマホからはログインしない
- 作業後はVPSを停止:停止→起動でIPリセット
- ブラウザデータは毎回クリア:選んだ方法でクリーンな状態に戻す
- アカウント・カード・電話番号の使い回し禁止:すべて別々に管理